2013年1月27日日曜日

目次

  【呪術としての老子】

  老子易の考え方  母・子の判断例  父の存在  三天二地

  母子父の判断例1  母子父の判断例2  季節の考え方  キ―ワ―ド早見表

  数値について  爻(こう)について  

  1―光影光 出入 出―凸凹凸 凸凹凸  2―光影光 出入入―凸 凹凸 凸凹凹

  3―光影光 出出入― 凸凹凸 凸凸凹  4―光影光 出出出―凸 凹凸 凸凸凸

  5―光影光 入出 出―凸凹凸 凹凸凸  6―光影光 入出入―凸 凹凸 凹凸凹

  7―光影光 入入 入―凸凹凸 凹凹凹  8―光影光 入入出―凸凹 凸 凹凹凸

  9―光影影 出入 出―凸凹凹 凸凹凸  10―光影影 出入入― 凸凹凹 凸凹凹

  11―光影影 出 出入―凸凹凹 凸凸凹  12―光影影 出出出―凸 凹凹 凸凸凸

  13―光影影 入 出出―凸凹凹 凹凸凸  14―光影影 入出入― 凸凹凹 凹凸凹

  15―光影影 入 入入―凸凹凹 凹凹凹  16―光影影 入入出―凸 凹凹 凹凹凸

  17―光光影 出入 出―凸凸凹 凸凹凸  18―光光影 出入入― 凸凸凹 凸凹凹

  19―光光影 出 出入―凸凸凹 凸凸凹  20―光光影 出出出 ―凸凸凹 凸凸凸

  21―光光影 入出出 ―凸凸凹 凹凸凸  22―光光影 入出入― 凸凸凹 凹凸凹

  23―光光影  入入入―凸凸凹 凹凹凹  24―光光影 入入出 ―凸凸凹 凹凹凸

  25―光光光  出入出―凸凸凸 凸凹凸  26―光光光 出入入 ―凸凸凸 凸凹凹

  27―光光光  出出入―凸凸凸 凸凸凹  28―光光光 出出出 ―凸凸凸 凸凸凸

  29―光光光 入出 出―凸凸凸 凹凸凸  30―光光光 入出入― 凸凸凸 凹凸凹

  31―光光光  入入入―凸凸凸 凹凹凹  32―光光光 入入出 ―凸凸凸 凹凹凸

  33―影光光  出入出―凹凸凸 凸凹凸  34―影光光 出入入 ―凹凸凸 凸凹凹

  35―影光光  出出入―凹凸凸 凸凸凹  36―影光光 出出出 ―凹凸凸 凸凸凸

  37―影光光  入出出―凹凸凸 凹凸凸  38―影光光 入出入 ―凹凸凸 凹凸凹

  39―影光光  入入入―凹凸凸 凹凹凹  40―影光光 入入出― 凹凸凸 凹凹凸

  41―影光影  出入出―凹凸凹 凸凹凸  42―影光影 出入入 ―凹凸凹 凸凹凹

  43―影光影  出出入―凹凸凹 凸凸凹  44―影光影 出出出 ―凹凸凹 凸凸凸

  45―影光影  入出出―凹凸凹 凹凸凸  46―影光影 入出入― 凹凸凹 凹凸凹

  47―影光影  入入入―凹凸凹 凹凹凹  48―影光影 入入出 ―凹凸凹 凹凹凸

  49―影影影  出入出―凹凹凹 凸凹凸  50―影影影 出入入 ―凹凹凹 凸凹凹

  51―影影影 出 出入―凹凹凹 凸凸凹  52―影影影 出出出 ―凹凹凹 凸凸凸

  53―影影影  入出出―凹凹凹 凹凸凸  54―影影影 入出入 ―凹凹凹 凹凸凹

  55―影影影  入入入―凹凹凹 凹凹凹  56―影影影 入入出 ―凹凹凹 凹凹凸

  57―影影光  出入出―凹凹凸 凸凹凸  58―影影光 出入入 ―凹凹凸 凸凹凹

  59―影影光  出出入―凹凹凸 凸凸凹  60―影影光 出出出 ―凹凹凸 凸凸凸

  61―影影光  入出出―凹凹凸 凹凸凸  62―影影光 入出入 ―凹凹凸 凹凸凹

  63―影影光  入入入―凹凹凸 凹凹凹  64―影影光 入入出 ―凹凹凸 凹凹凸

  ―季節を加えた判 断例、その1―  ―季節を加えた判断例 、その2―

  ―季節を加えた 判断例、その3―  ―季節を加えた判断例 、その4―

  ―季節を加えた 判断例、その5―  ―季節を加えた判断例 、その6―

  ―季節を加えた 判断例、その7―  ―季節を加えた判断例 、その8―

  ―季節を加えた 判断例、その9―  ―判断のコツ―

2013年1月26日土曜日

―判断のコツ―

 決断に迫られた時「母子」や「母子父」だけでみても今までと
は違った判断結果が得られるだろう。すぐに決断しなければいけ
ない時は、これで十分だ。
 綿密に検討しなければいけない時や将来をみる時に季節を考慮
して、総合的な判断をすれば、困難な状況にも対処しやすくなる
だろう。
 結果だけを受け入れるのではなく、自分が有利になる状況に変
えていくことが大事だ。


                         終わり


参考文献

 新釈 老子(守屋 洋著 PHP文庫)
 
 易経 
  (高田真治・後藤基巳訳 岩波書店)

 まんが易経入門 ―中国医学の源がわかる
  (周 春才著 鈴木 博訳 医道の日本社)

暦と運勢がわかる本
  (岡田 芳朗著 三笠書房)

 密教占星術 ―宿曜道とインド占星術―
  (矢野 道雄著 東京美術)

―季節を加えた判断例、その9―

ライバルを出し抜く方法、その6


 この中で、例えば 『「影光光 入出出」(秋の曇った日)は
飛躍』にしたいと思えば、

37―影光光 入出出―凹凸凸 凹凸凸
 飛躍。
 追い風に乗り順調に進む。
 目標がはっきり見えて障害がない。
 自信をもって行動すれば怖いものはない。
 孤立せず、他の模範になるように指導する。
 -0-0=-0:日曜日の午後***揺さぶられる。影響を受
ける。

|¦¦|¦¦ 艮為山(ごんいさん)

○易経の解釈

 艮(ごん)は振り返るということで、過去をかえりみて、将来
の指針を得る。向かうところ敵なし。障害はない。

 初六は、痕跡をかえりみる。基本が大事だ。じっくりと調べた
ほうがいい。
 六二は、避難してかえりみる。誰も助けることなく、状況に流
されてしまう。あと味が悪いが、生きていてこそだ。
 九三は、限界をかえりみる。慎んで度をこさない。危険なこと
に心はひかれるものだ。
 六四は、自分自身をかえりみる。成長に役立つ
 六五は、助けるためにかえりみる。順序だてて説明すること。
そうすれば受け入れられる。
 上九は、積極的にかえりみる。得るものがある。

 ライバルを出し抜ける可能性がある。
 積極的に行動したほうがいいが、ルールを無視したり、サービ
スが悪いとか、商品に欠陥があるなどの不手際が起きないように
注意する必要がある。

 秋は収穫の時期なので、あなたや商品の知名度が上がり、信頼
が得られた頃に行動を起せば、ライバルを出し抜けるだろう。
 まずは信頼を得ることに努めるべきで、提案などはまだ早いと
いうことだ。
 「日曜日の午後***揺さぶられる。影響を受ける」なので、
休みの日にはライバルに主導権を握られる可能性があるので注意
が必要だ。

 爻(こう)を見る場合は、例えば現在が「十二月」だとすると、

 十二月:上爻の影響が強く、上九はそのままだが、上六は変爻
する。

 なので、上爻を見てみると、

 上九は、積極的にかえりみる。得るものがある。

 とあり、提案しようとしていることを詳細にチェックしてみる
と、間違いや改善点が見つかるかもしれない。

 もし現在が「一月の三十日まで」だとすると、

一月の三十日まで:上爻の影響が強く、上六はそのままだが、
上九は変爻する。

 となり、上爻は上九なので変爻することになり、

 「|¦¦|¦¦」が「¦¦¦|¦¦」に変爻したので、

「29―光光光 入出出……新天地 凸凸凸 凹凸凸
1-0=+1 ¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)」を見る。

29―光光光 入出出―凸凸凸 凹凸凸
 新天地。
 荒れた土地は耕せば実りが得られる。
 価値のないものを価値あるものにすることが大事。
 困難にこそ価値がある。
 完成をイメージし、夢を持ち続けることだ。
 1-0=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。

¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)

○易経の解釈

 謙(けん)は、へりくだるということで、すべてやりとげられ
る。そろそろ後進に道を譲る時期がきている。

 初六は、断っても人から乞われる。その願いに応えてこそ大成
できる。得るものは大きい。
 六二は、譲ることを知らせる。肩の荷が下りて安心できる。
 九三は、譲る相手を見つける。継承されて、名誉が残るので、
いつまでも尊敬される。
 六四は、成し遂げたら居座らない。すすんで道を譲ること。
 六五は、富は循環させてこそ意味がある。だから、滞らせる者
は排除される。これは自然の成り行きだ。
 上六は、譲ることを知らせる。だからこそ指導は厳しく行い、
意識改革をするのだ。

 営業先を変えてみる。
 新商品は、まったく考えてもみかなった所で利用されるかもし
れない。
 あえてライバルとの競争は避けたほうがいいだろう。

 今はライバルを出し抜くことはできそうにない。
 新しい手を考える必要がある。
 「月曜日の午前***光に照らされる。認識される」なので、
月曜日には積極的に市場開拓や新商品のアピールをすると注目さ
れるだろう。

 そして、上爻を見てみると、

上六は、譲ることを知らせる。だからこそ指導は厳しく行い、
意識改革をするのだ。

とあり、あなたが一歩引いて、誰かに指導を任せたり、思い切っ
てプロジェクトメンバーを変えてみるなど、大きく変革してみて
はどうだろうか。

 この他に、ライバルには支援者がいたり、あなたの方が優位な
立場にあり、支援者もいるかもしれない。そうした場合も同じよ
うに調べてみれば、決断の助けになるだろう。

―季節を加えた判断例、その8―

ライバルを出し抜く方法、その5


 「影影光 入出出」(春の曇った日)は抑止。

61―影影光 入出出―凹凹凸 凹凸凸
 抑止。
 凍った湖を慎重に渡る。
 目標に近づくと慎重になり、力が発揮できなくなる。
 事前の調査がしっかりしていれば問題ない。
 欲を出し過ぎないこと。
 -1-0=-1:月曜日の午後***散らばる。小さく弱い存
在。

||¦|¦¦ 風山漸(ふうさんぜん)

○易経の解釈

 漸(ぜん)は、逆らうとういことで、間違っていることに従う
ことはなく、用心深く戻ればよい。自分の判断を信じることだ。

 初六は、多勢をかわして逆らう。意志が弱いと流される。何を
言われても聞く必要はない。
 六二は、多勢に団結して逆らう。苦楽を共にする。結束が深ま
る。
 九三は、多勢に後から続いて逆らう。他人の意見に流されてい
るだけで逆らうことができず、達成しても持続はできない。三日
天下になるだけだ。他人の意見を鵜呑みにしないことだ。
 六四は、多勢に無抵抗不服従で逆らう。勢いを弱めることがで
きる。誰も責めることができない。
 九五は、多勢に倍して逆らう。長期戦になる。そして最後には
はね返すことができる。逆らった方の勢いが増す。
 上九は、多勢に連なって逆らう。その先頭に立って指導し、皆
の手本となること。支援が得られる。

 ライバルを出し抜いたとしても、それは一時的なことで、気を
抜けばすぐに追い越される。
 営業先と親密になったり、商品の性能を高めたりといった、足
場固めをする必要がある。

―季節を加えた判断例、その7―

ライバルを出し抜く方法、その4


 「影光影 入出出」(冬の晴れた日)は帰省。

45―影光影 入出出―凹凸凹 凹凸凸
 帰省。
 災害に遭い、故郷が心配になる。
 足元がぐらついて不安になる。
 良いことが続いても臆病風に吹かれる。
 気になることがあれば、よく確かめることだ。
 -2-0=-2:火曜日の午後***衝突する。敵味方の区別
をする。

|¦||¦¦ 火山旅(かざんりょ)

○易経の解釈

 旅(りょ)は、集結するということで、争乱の兆しがある。大
義名分があれば支持されるだろう。

 初六は、集結してざわついている。今にも争乱が起きそうだ。
 六二は、集結すると留まって休息し、集めた情報から計画を練っ
て、多くの協力者を集める。
 九三は、集結すると留まって扇動すると、多くの協力者まで逃
げてしまう。正義をふりかざしても受け入れられない。
 九四は、集結して目的地に着くと、軍資金や武器を手に入れる
ことができる。身が引き締まってくる。
 六五は、城壁を攻めたが、なかなか落せない。しかし、最後に
は開城する。
 上九は、権力者がその地位を失う。その権力者を倒した者たち
は喜ぶが、後には苦難が待っている。一時的に無法地帯となる。
危険な状態だ。

 誰かに足を引っぱられたり、ライバルを出し抜いても損害が増
えるだけということもある。
 スケジュールをチェックして、遅れたり、見落としがないかを
自分で確かめる。


 「影影影 入出出」(冬の曇った日)は解放。

53―影影影 入出出―凹凹凹 凹凸凸
 解放。
 猟犬が狩場に解き放たれる。
 広範囲に情報を集めるためには、集団を自由に行動させる必要
がある。
 集まった情報が重要なのではなく、探す行動が重要。
 何を観て、何を感じるかだ。
 -3-0=-3:水曜日の午後***突出する。力を得る。

||||¦¦ 天山遯(てんざんとん)

○易経の解釈

 遯(とん)は、追跡するということで、情報が集まる。それに
は、目立たないように行動することだ。

 初六は、しっぽをつかむ。知られると危険だ。だから、むやみ
やたらに情報を漏らさないこと。
 六二は、情報を集めるのは、あらためるためだ。相手を説得す
るのに、これに勝るものはない。
 九三は、情報に振り回される。古かったり、間違った情報に騙
される。心を許した身近な者の情報を集めたほうがいい。
 九四は、都合のよい情報を得る。賢人は鵜呑みにし、凡人は疑
う。
 九五は、貴重な情報を得る。効果があり、役に立つ。
 上九は、有益な情報を得る。広範囲に利用価値がある。

 営業先やライバルの情報が不足している。
 もっとよく情報収集して、検討したほうがいい。

―季節を加えた判断例、その6―

ライバルを出し抜く方法、その3


 「光光光 入出出」(秋の晴れた日)は新天地。

29―光光光 入出出―凸凸凸 凹凸凸
 新天地。
 荒れた土地は耕せば実りが得られる。
 価値のないものを価値あるものにすることが大事。
 困難にこそ価値がある。
 完成をイメージし、夢を持ち続けることだ。
 1-0=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。

¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)

○易経の解釈

 謙(けん)は、へりくだるということで、すべてやりとげられ
る。そろそろ後進に道を譲る時期がきている。

 初六は、断っても人から乞われる。その願いに応えてこそ大成
できる。得るものは大きい。
 六二は、譲ることを知らせる。肩の荷が下りて安心できる。
 九三は、譲る相手を見つける。継承されて、名誉が残るので、
いつまでも尊敬される。
 六四は、成し遂げたら居座らない。すすんで道を譲ること。
 六五は、富は循環させてこそ意味がある。だから、滞らせる者
は排除される。これは自然の成り行きだ。
 上六は、譲ることを知らせる。だからこそ指導は厳しく行い、
意識改革をするのだ。

 営業先を変えてみる。
 新商品は、まったく考えてもみかなった所で利用されるかもし
れない。
 あえてライバルとの競争は避けたほうがいいだろう。


 「影光光 入出出」(秋の曇った日)は飛躍。

37―影光光 入出出―凹凸凸 凹凸凸
 飛躍。
 追い風に乗り順調に進む。
 目標がはっきり見えて障害がない。
 自信をもって行動すれば怖いものはない。
 孤立せず、他の模範になるように指導する。
 -0-0=-0:日曜日の午後***揺さぶられる。影響を受
ける。

|¦¦|¦¦ 艮為山(ごんいさん)

○易経の解釈

 艮(ごん)は振り返るということで、過去をかえりみて、将来
の指針を得る。向かうところ敵なし。障害はない。

 初六は、痕跡をかえりみる。基本が大事だ。じっくりと調べた
ほうがいい。
 六二は、避難してかえりみる。誰も助けることなく、状況に流
されてしまう。あと味が悪いが、生きていてこそだ。
 九三は、限界をかえりみる。慎んで度をこさない。危険なこと
に心はひかれるものだ。
 六四は、自分自身をかえりみる。成長に役立つ
 六五は、助けるためにかえりみる。順序だてて説明すること。
そうすれば受け入れられる。
 上九は、積極的にかえりみる。得るものがある。

 ライバルを出し抜ける可能性がある。
 積極的に行動したほうがいいが、ルールを無視したり、サービ
スが悪いとか、商品に欠陥があるなどの不手際が起きないように
注意する必要がある。

―季節を加えた判断例、その5―

ライバルを出し抜く方法、その2


 「光影影 入出出」(夏の曇った日)は帰巣。

13―光影影 入出出―凸凹凹 凹凸凸
 帰巣。
 目的を達成して巣に帰る。
 順調に仕事が終わり、緊張から開放される。
 レジャーが盛んになり、遊び方が多様化する。
 遊びは食事の次に必要なものだ。
 2-0=+2:火曜日の午前***軌道に乗る。目標を見つけ
る。

¦|||¦¦ 沢山咸(たくざんかん)

○易経の解釈

 咸(かん)はゆきわたるということで、意思の疎通ができてい
る。ことが順調にはこぶだろう。協力しあうのはいいことだ。

 初六は、影響力がほんのわずかしかない。
 六二は、悪影響がある。いずれ災いになる。一旦停止して様子
をみることだ。
 九三は、他人に左右されている。しょせんは猿真似だ。実行し
ても得るものはない。
 九四は、積極的な行動は無駄ではなく、悔いも残らない。消極
的に行動したのでは、賛同する者は少ない。
 九五は、無反応だ。良いことにも悪いことにも全く影響されな
い。
 上六は、すぐに影響されて、騒ぎ立ててしまう。

 すでに勝負はついている可能性がある。
 無理をしても利益を失うだけだろう。
 次のチャンスのために準備をしておいたほうがいい。


 「光光影 入出出」(夏の晴れた日)は原点。

21―光光影 入出出―凸凸凹 凹凸凸
 原点。
 本拠地がなければ発展はしない。
 本業を忘れ、利益を追い求めれば情勢を見失い、規律は乱れ、
集団の力を一つにまとめることはできない。
 まず足元を固め、持てる力を有効に使う。
 新しいものは外で利用することにとどめ、内部に受け入れない。
 3-0=+3:水曜日の午前***流される。逆らえば傷つく。

¦¦||¦¦ 雷山小過(らいざんしょうか)

○易経の解釈

 小過は小さ過ぎるとうことで、相手にされない。だから、すん
なり事がはこぶ。日常では役に立つが、重要な日には役立たない。
発言は受け入れられない。高望みはできないが、地道に達成でき
る。結果的に得るものが多くある。

 初六は、高望みすれば災いがある。
 六二は、重要なことは避けて、些細なことに目を向ける。重要
人物に会うには、まずその補佐役に会え。そうすればうまくいく。
 九三は、些細なことを見逃すと、それに乗じて足元をすくわれ
る。大きな痛手になるだろう。
 九四は、影響力がない。だから、すんなりと実行できる。しか
し、調子に乗ると危険だ。力のないことを自覚するべきだ。いつ
も同じ手は通用しない。
 六五は、準備は整っているが実行できない。自ら実行して手本
を示す必要がある。そして、意思疎通をはかり、部下の信頼を得
ることだ。
 上六は、奇抜すぎて、誰もついていけない。孤立すれば、なに
も防ぐことができない。だから、狙われやすい。これは自業自得
だ。

 自分の力以上のことをしようとしていないか確かめる。
 あと一歩というところでつまづくこともあるので注意する必要
がある。