2012年10月6日土曜日

8―光影光 入入出―凸凹凸 凹凹凸

 催眠。
 雪が解け自然が活動を始めたが、暖かい日差しが心地よく、ま
だ動きが鈍い。
 寝ぼけている状態で、ミスが続く。
 訓練をして危険を認識できるようにする。また、チェックやサ
ポートを強化する。
 0-1=-1:月曜日の午後***散らばる。小さく弱い存在。

¦|¦||¦ 水風井(すいふうせい)

○易経の解釈

 井(せい)は井戸を中心として人の集まる場所ということで、
人や建物や時代が変わっても、そこに人が集まるということは変
わらない。廃れることはないし、極端に発展することもない。本
質は変わらないのだ。それなのに、この場所を独り占めにしよう
としたり、無理な開発をして人の住めないようになれば、災いが
ふりかかる。

 初六は、管理がゆきとどいていない。手抜きをすれば人は去っ
ていく。
 九二は、発展途上にある。だから投資が莫大になる。
 九三は、才能があっても認められない。だからみんな不満に思っ
ているのだ。その能力を認めるべきだ。人を見る目があれば、お
互いの利益となる。
 六四は、準備は整っている。手抜かりはない。
 九五は、魅力があり、人に認められて、慕われる。
 上六は、現状維持をするのは大変なことだが、怠ってはならな
い。利益を還元すれば、それは自分にも還ってくる。

○易経の読み下し文

 井(せい)は、邑(ゆう)を改むるも井を改めず。喪(うしな)
うことなく得ることなし。往来、井を井とす。汔(ほと)んど至
らんとして、またいまだ井に繘(つりいと)せず。その瓶(つる
べ)を羸(やぶ)る。凶なり。

 初六は、井泥して食らわれず。旧井(きゅうせい)に禽(きん)
なし。
 九二は、井谷鮒(せいこくふな)に射(そそ)ぐ。甕敝(かめ
やぶ)れて漏る。
 九三は、井渫(さら)えたれども食らわれず。我が心の惻(い
た)みをなす。もって汲むべし。王明らかなれば並(とも)にそ
の福を受けん。
 六四は、井甃(いしだたみ)す。咎なし。
 九五は、井冽(きよ)くして、寒泉食らわる。
 上六は、井収(みずく)みて幕(おお)うことなかれ。孚あれ
ば元いに吉なり。

○易経の原文

 井、改邑不改井。无喪无得。往來井井。汔至亦未繘井、羸其瓶、
凶。

 初六、井泥不食。舊井无禽。
 九二、井谷射鮒。甕敝漏。
 九三、井渫不食。爲我心惻。可用汲。王明竝受其福。
 六四、井甃。无咎。
 九五、井冽、寒泉食。
 上六、井收勿幕。有孚元吉。