2012年10月20日土曜日

10―光影影 出入入―凸凹凹 凸凹凹

 探索。
 はぐれて見失ったものを探しまわる。
 貴重なものだからこそ探しているのだ。
 手がかりが得られず、途方にくれる。
 動くものならば、待つことも探していることになる。
 2+2=+4:木曜日の午前***固まって安定する。形が見
えてくる。

¦||¦|| 兌為沢(だいたく)

○易経の解釈

 兌(だ)は理解され、信用されるということで、皆に受け入れ
られる。それを裏切るようなことをしないことだ。

初九は、調和している。だから得るものがある。
 九二は、誠意が通じる。だから疑いがはれて、認められる。
 六三は、一人勝ちしている。いずれ災いがある。
 九四は、公正な取引をしている。だから利益は少ないが、その
道を貫けば、安泰だ。
 九五は、だまされやすい性格だ。なんでも信用すれば、危険な
めにあう。
 上六は、えこひいきをしている。

○易経の読み下し文

 兌(だ)は、亨る。貞しきに利ろし。

初九は、和して兌(よろこ)ぶ。吉なり。
 九二は、孚(まこと)ありて兌ぶ。吉にして、悔亡ぶ。
 六三は、来りて兌ぶ。凶なり。
 九四は、商(はか)りて兌ぶ。いまだ寧(やす)からざるも、
介(かた)く疾(にく)めば喜びあり。
 九五は、剥(はく)に孚あり。厲(あやう)きことあり。
 上六は、引きて兌ぶ。

○易経の原文

 兌、亨。利貞。

 初九、和兌。吉。
 九二、孚兌。吉悔亡。
 六三、來兌。凶。
 九四、商兌。未寧、介疾有喜。
 九五、孚于剥。有厲。
 上六、引兌。