帰巣。
目的を達成して巣に帰る。
順調に仕事が終わり、緊張から開放される。
レジャーが盛んになり、遊び方が多様化する。
遊びは食事の次に必要なものだ。
2-0=+2:火曜日の午前***軌道に乗る。目標を見つけ
る。
¦|||¦¦ 沢山咸(たくざんかん)
○易経の解釈
咸(かん)はゆきわたるということで、意思の疎通ができてい
る。ことが順調にはこぶだろう。協力しあうのはいいことだ。
初六は、影響力がほんのわずかしかない。
六二は、悪影響がある。いずれ災いになる。一旦停止して様子
をみることだ。
九三は、他人に左右されている。しょせんは猿真似だ。実行し
ても得るものはない。
九四は、積極的な行動は無駄ではなく、悔いも残らない。消極
的に行動したのでは、賛同する者は少ない。
九五は、無反応だ。良いことにも悪いことにも全く影響されな
い。
上六は、すぐに影響されて、騒ぎ立ててしまう。
○易経の読み下し文
咸(かん)は、亨る。貞しきに利ろし。女を取(めと)るは吉
なり。
初六は、その拇(おやゆび)に咸ず。
六二は、その腓(こむら)に咸ず。凶なり。居れば吉なり。
九三は、その股(もも)に咸ず。執(まも)りてそれ隨う。往
けば吝なり。
九四は、貞しければ吉にして悔亡ぶ。憧憧(しょうしょう)と
して往来すれば、朋(とも)のみ爾(なんじ)が思いに従う。
九五は、その脢(せじし)に咸ず。悔なし。
上六は、その輔(ほ)、頬舌(きょうぜつ)に咸ず。
○易経の原文
咸、亨。利貞。取女吉。
初六、咸其拇。
六二、咸其腓。凶。居吉。
九三、咸其股。執其隨。往吝。
九四、貞吉悔亡。憧憧往來、朋從爾思。
九五、咸其脢。无悔。
上六、咸其輔頬舌。