結束。
不安な暗闇の中で火を囲み警戒する。
存在しない幻想に惑わされて判断を誤る。
恐怖がささいな事を重大に見せているだけ。
集団の意思を統一する。
2-1=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。
¦||||¦ 沢風大過(たくふうたいか)
○易経の解釈
大過は大き過ぎるということで、かろうじて持ちこたえている。
逃げたほうがいい。そうすればやり直せる。
初六は、用心深い。だからつけ入る隙がない。
九二は、退く時を知らず、利益をむさぼっている。いいのは今
のうちだけだ。
九三は、かろうじて持ちこたえているだけ。このままでは災い
を避けられない。
九四は、持ちこたえる力がある。だから得るものがある。しか
し、他に気をとられると、足をすくわれる。
九五は、明らかに粉飾して、支持者を集めている。騙している
わけではないので、責めることはできないが、誉められることで
もない。
上六は、機会を失っているのに行動し、利益を失っている。や
がては破綻するが、いい経験になるだろう。
○易経の読み下し文
大過は、棟(むなぎ)が橈(たわ)む。往くところあるに利ろ
し。亨る。
初六は、藉(し)くに白茅(はくぼう)を用う。咎なし。
九二は、枯楊が稊(ひこばえ)を生じ、老夫その女妻を得たり。
利ろしからざることなし。
九三は、棟が橈む。凶なり。
九四は、棟が隆(たか)し。吉なり。他あれば吝なり。
九五は、枯楊が華(はな)を生じ、老婦その士夫を得たり。咎
もなく誉れもなし。
上六は、過ぎて渉(わた)り、頂きを滅す。凶なれども咎なし。
○易経の原文
大過、棟橈。利有攸往。亨。
初六、藉用白茅。无咎。
九二、枯楊生稊、老夫得其女妻。无不利。
九三、棟橈。凶。
九四、棟隆。吉。有他吝。
九五、枯楊生華、老婦得其士夫。无咎无譽。
上六、過渉滅頂。凶无咎。