2012年12月8日土曜日

17―光光影 出入出―凸凸凹 凸凹凸

 養育。
 雷雨により植物がいきいきと成長していく。
 やさしさだけでなく、時にはきびしさも必要。
 傷つくことを恐れていては、困難な状況にでくわした時、対処
できない。
 常に距離をおいてサポートする。
 3+0=+3:水曜日の午前***流される。逆らえば傷つく。

¦¦|¦|¦ 雷水解(らいすいかい)

○易経の解釈

 解は、ばらばらに引き裂かれるということで、安全な場所にい
ること。重要な用事がなければ外出はやめて退きかえしたほうが
いい。重要な用事があるのなら、速やかに片付けること。

 初六は、まきぞえになることはない。
 九二は、収穫があり、吉報もえられる。努力がみのる。
 六三は、背伸びをして、恨みをかうようなことをしている。い
ずれ反発が起きる。
 九四は、腐れ縁を断ち切り、出直して質素にする。そうすれば、
本当の親友が見つかる。
 六五は、余分な物は分け与えれば、社会貢献できる。皆の信頼
を得られるだろう。
 上六は、生命の危険など正当な理由があれば、他人の物を拝借
してもかまわない。それで利益を得ることも許される。

○易経の読み下し文

 解は、西南に利ろし。往く所なければ、それ来り復(かえ)っ
て吉なり。往くところあれば、夙(はや)くして吉なり。

 初六は、咎なし。
 九二は、田(かり)して三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ
吉なり。
 六三は、負い且つ乘り、寇(あだ)の至ることを致す。貞しけ
れども吝なり。
 九四は、而(なんじ)の拇(おやゆび)を解く。朋至りて斯
(ここ)に孚あり。
 六五は、君子、維(こ)れ解くことあらば、吉なり。小人に孚
(まこと)あり。
 上六は、公もって隼(はやぶさ)を高墉(こうよう)の上に射
る。これを獲て利ろしからざることなし。

○易経の原文

 解、利西南。无所往、其來復吉。有攸往、夙吉。

 初六、无咎。
 九二、田獲三狐、得黄矢。貞吉。
 六三、負且乘、致寇至。貞吝。
 九四、解而拇。朋至斯孚。
 六五、君子維有解、吉。有孚于小人。
 上六、公用射隼于高墉之上、獲之无不利。