2013年1月8日火曜日

31―光光光 入入入―凸凸凸 凹凹凹

 亀裂。
 乾いた大地にひびが入るように、堅い結びつきにもほころびが
出る。
 仲間割れや期待していた援助が受けられない。
 隙を突いてライバルに追い越される。
 亀裂が入るということは、大き過ぎるということ。
 無駄や無理なことに手を出していないか、背伸びをしすぎてい
ないかを調べ、ちゅうちょせず省いていく。
 1-3=-2:火曜日の午後***衝突する。敵味方の区別を
する。

¦¦¦||| 地天泰(ちてんたい)

○易経の解釈

 泰(たい)は、おごりということで、些細なことは遠ざけ、大
役を求める。やる気があり、得るものもある。

 初九は、根こそぎたいらげる。そして分類する。広く求めれば
得るものがる。
 九二は、したたかに、意表をついて、しかし、長期計画に沿っ
た行動で、競争相手を出し抜けば、主導権を握ることができる。
 九三は、安定の中にも混乱はあり、新しいものにも古い智恵が
いかされている。我慢して続けていれば、報われる。信じて疑う
ことがないように。食べていければそれでいいではないか。
 六四は、欲望にはきりがなく、近づこうと追いかけてしまう。
懲りないのが人の本性だ。
 六五は、幸福を得るためには手段を選ばない。それでこそ安泰
が約束される。
 上六は、おごり高ぶれば、いずれ地に落ちる。そのうぬぼれた
才能は役に立たない。意見を聞いて指示すること。自重して浪費
しないこと。

○易経の読み下し文

 泰(たい)は、小往き、大来る。吉にして亨(とお)る。

 初九は、茅(ちがや)を抜くに茹(じょ)たり。その彙(たぐ
い)と以(とも)にす。征けば吉なり。
 九二は、荒を包(か)ね、河を馮(かちわた)るを用い、遐
(とお)きを遺(わす)れず、朋、亡ぶれば、中行に尚(かな)
うことを得ん。
 九三は、平かなるものにして陂(かたむ)かざることなく、往
くものにして復らざるはなし。艱(くるし)みて貞しければ咎な
し。その孚(まこと)を恤(うれ)うることなかれ。食において
福あらん。
 六四は、翩翩として富めりとせず、その隣と以(とも)にす。
戒めずしてもって孚あり。
 六五は、帝乙(ていいつ)、妹を帰(とつ)がしむ。もって祉
(さいわい)ありて元いに吉なり。
 上六は、城、隍(ほり)に復る。師(いくさ)を用うることな
かれ。邑より命を告げん。貞なれども吝なり。

○易経の原文

 泰、小往大來。吉亨。

 初九、拔茅茹。以其彙。征吉。
 九二、包荒、用馮河、不遐遺、朋亡、得尙于中行。
 九三、无平不陂、无往不復。艱貞无咎。勿恤其孚。于食有福。
 六四、翩翩不富、以其鄰。不戒以孚。
 六五、帝乙歸妹。以祉元吉。
 上六、城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。