2013年1月25日金曜日

56―影影影 入入出―凹凹凹 凹凹凸

 啓発。
 親が子をさとし導く。
 安全を確認しながら行動をする。
 スピ―ドは遅いが、結果的には何よりも速く確実。
 先を急がないこと。
 -3-1=-4:木曜日の午後***移動する。経験して知識
を得る。

|||||¦ 天風姤(てんぷうこう)

○易経の解釈

 姤(こう)は、輩出するとうことで、人材があふれる。その人
材を拘束してはいけない。

 初六は、優秀な人材を確保する。それらの者は発展に貢献する。
しかし、これがいきすぎると衰退する。優秀な人材ばかりだと扱
いにくく、誰も指導することができない。
 九二は、身元を保証する。問題はない。しかし、厚遇するのは
よくない。
 九三は、根拠なく人材を集める。だから意見がまとまらず、決
断ができないのだ。行き詰まるが、大損害にはならない。
 九四は、身元が分からないものを保証する。こんなことをすれ
ば禍がある。
 九五は、自分を可愛がって守ろうとする。それを露骨に公言す
れば、権威が失墜する。
 上九は、突出して輩出する。恨まれるが、悪いことではない。

○易経の読み下し文

 姤(こう)は、女が壮(さか)んなり。女を取(めと)るに用
うることなかれ。

 初六は、金柅(きんじ)に繫(つな)ぐ。貞しくして吉なり。
往くところあれば、凶を見る。羸豕(るいし)、孚に蹢躅(てき
ちょく)たり。
 九二は、包(つと)に魚あり。咎なし。賓(ひん)に利ろしか
らず。
 九三は、臀(しり)に膚(はだえ)なし。その行くこと次且
(ししょ)たり。厲(あやう)けれども大いなる咎はなし。
 九四は、包に魚なし。起こせば凶なり。
 九五は、杞(き)をもって瓜を包む。章(あや)を含めば、天
より隕(お)つることあり。
 上九は、その角に姤(あ)う。吝なれども咎なし。

○易経の原文

 姤、女壯。勿用取女。

 初六、繫于金柅。貞吉。有攸往、見凶。羸豕孚蹢躅。
 九二、包有魚。无咎。不利賓。
 九三、臀无膚。其行次且。厲无大咎。
 九四、包无魚。起凶。
 九五、以杞包瓜。含章、有隕自天。
 上九、姤其角。吝无咎。