2013年1月8日火曜日

33―影光光 出入出―凹凸凸 凸凹凸

 変態。
 環境の変化にさらされ、機能が強化される。
 適応能力がすぐれ、力をつけていく。
 自立できるよう、知識を吸収する。
 完全な状態ではないので、うぬぼれないこと。
 -0+0=+0:日曜日の午前***無意識。夢の段階。

|¦¦¦|¦ 山水蒙(さんすいもう)

○易経の解釈

 蒙(もう)は未知ということで、いずれ明らかになっていく。
何もしなくて明らかになるのではなく、探求して明らかになるの
だ。最初は、奇異な感じがしたり、驚きと感動がある。しだいに、
一般的になる。だから関心が薄れる。発見は発展につながる。

 初六は、無知なことがばれる。それがもとで人の反面教師とな
る。それを反省もせず、開き直れば、批判される。
 九二は、未知なものを発見する手がかりを得る。それを手に入
れることで、経験を得る。生活環境が一変する。
 六三は、賭け事に手をだしてはいけない。金に目がくらんでい
ては、冷静な判断ができない。いい結果にはならない。
 六四は、未知なことが立ちふさがる。だから停滞する。
 六五は、未知を学んで、知識を得る。
 上九は、無知なことを指摘する。恥をかかせることはよくない。
恥をかかせないように指摘すること。

○易経の読み下し文

 蒙(もう)は、亨る。我より童蒙(どうもう)に求むるにあら
ず。童蒙より我に求む。初筮(しょぜい)は告ぐ。再三すれば瀆
(けが)る。瀆るればすなわち告げず。貞しきに利ろし。

 初六は、蒙を発(ひら)く。もって人を刑するに利ろし。もっ
て桎梏(しっこく)を說(と)き、もって往けば吝なり。
 九二は、蒙を包(か)ぬ、吉なり。婦(つま)を納(い)る、
吉なり。子にして家を克(おさ)む。
 六三は、女を取(めと)るに用うることなかれ。金夫を見れば、
躬(み)を有(たも)たず。利ろしきところなし。
 六四は、蒙に困(くる)しむ。吝なり。
 六五は、童蒙、吉なり。
 上九は、蒙を撃つ。寇(あだ)をなすに利ろしからず。寇を禦
(ふせ)ぐに利ろし。

○易経の原文

 蒙、亨。匪我求童蒙。童蒙求我。初筮告。再三瀆。瀆則不告。
利貞。

 初六、發蒙。利用刑人、用說桎梏、以往吝。
 九二、包蒙、吉。納婦、吉。子克家。
 六三、勿用取女。見金夫、不有躬。无攸利。
 六四、困蒙。吝。
 六五、童蒙、吉。
 上九、擊蒙。不利爲寇。利禦寇。