2013年1月25日金曜日

52―影影影 出出出―凹凹凹 凸凸凸

 周知。
 静けさの中では小さな音も響き渡る。
 周りと逆の行動をすれば目立つ。
 常識は流行と同じで、時がたてば変わる。
 変わらないものなどありえない。
 -3+1=-2:火曜日の午後***衝突する。敵味方の区別
をする。

|||¦¦¦ 天地否(てんちひ)

○易経の解釈

 否は、反論するということで、窮地に立って、命がけで抵抗し
ている「窮鼠、猫を噛む」の状態だ。使用者に責任がある。使用
者は衰退し、労働者が勢いを増す。

 初六は、根こそぎたいらげる。そして分類する。善悪をよく判
断して対応すれば、解決できる。
 六二は、すべて承知する。労働者の要求が受け入れられる。使
用者は不満だが、拒めない。
 六三は、要求するのではなく提案をする。
 九四は、仲裁を受け入れれば、回避できる。お互いに距離をお
いて、冷静になるべきだ。
 九五は、抵抗を中止する。使用者は助かる。強く要求しすぎて、
仕事そのものがなくなっては意味がないので、収入源は潰せない。
 上九は、新しい提案などで、抵抗をそらす。最初は不満が残る
が、やがては満足する。

○易経の読み下し文

 否は、これ人にあらず。君子の貞に利ろしからず。大往き、小
来る。

 初六は、茅(ちがや)を抜くに茹(じょ)たり。その彙(たぐ
い)を以(とも)にす。貞なれば吉にして亨る。
 六二は、包承(ほうしょう)す。小人は吉なり。大人は否にし
て亨る。
 六三は、羞(はじ)を包む。
 九四は、命あれば咎なし。疇(たぐい)、祉(さいわい)に離
(つ)く。
 九五は、否を休(や)む。大人は吉なり。それ亡びなん、それ
亡びなんとて、苞桑(ほうそう)に繫(かか)る。
 上九は、否を傾く。先には否(ふさ)がり、後には喜ぶ。

○易経の原文

 否之匪人。不利君子貞。大往小來。

 初六、拔茅茹。以其彙。貞吉亨。
 六二、包承。小人吉。大人否亨。
 六三、包羞。
 九四、有命无咎。疇離祉。
 九五、休否。大人吉。其亡其亡、繫于苞桑。
 上九、傾否。先否後喜。