2013年1月7日月曜日

29―光光光 入出出―凸凸凸 凹凸凸

 新天地。
 荒れた土地は耕せば実りが得られる。
 価値のないものを価値あるものにすることが大事。
 困難にこそ価値がある。
 完成をイメージし、夢を持ち続けることだ。
 1-0=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。

¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)

○易経の解釈

 謙(けん)は、へりくだるということで、すべてやりとげられ
る。そろそろ後進に道を譲る時期がきている。

 初六は、断っても人から乞われる。その願いに応えてこそ大成
できる。得るものは大きい。
 六二は、譲ることを知らせる。肩の荷が下りて安心できる。
 九三は、譲る相手を見つける。継承されて、名誉が残るので、
いつまでも尊敬される。
 六四は、成し遂げたら居座らない。すすんで道を譲ること。
 六五は、富は循環させてこそ意味がある。だから、滞らせる者
は排除される。これは自然の成り行きだ。
 上六は、譲ることを知らせる。だからこそ指導は厳しく行い、
意識改革をするのだ。

○易経の読み下し文

 謙(けん)は、亨る。君子は終わりあり。

 初六は、謙謙す君子。もって大川を渉る。吉なり。
 六二は、謙を鳴す。貞しくして吉なり。
 九三は、謙を労す。君子、終わりありて吉なり。
 六四は、利ろしからざることなし。謙を撝(さしまね)く。
 六五は、富めりとせずしてその隣と以(とも)にす。もって侵
伐するに利ろし。利ろしからざることなし。
 上六は、謙を鳴す。もって師(いくさ)を行(や)り、邑国を
征するに利ろし。

○易経の原文
 謙、亨。君子有終。

 初六、謙謙君子。用渉大川。吉。
 六二、鳴謙。貞吉。
 九三、勞謙。君子有終、吉。
 六四、无不利。撝謙。
 六五、不富以其鄰。利用侵伐。无不利。
 上六、鳴謙。利用行師征邑國。