ライバルを出し抜く方法、その5
「影影光 入出出」(春の曇った日)は抑止。
61―影影光 入出出―凹凹凸 凹凸凸
抑止。
凍った湖を慎重に渡る。
目標に近づくと慎重になり、力が発揮できなくなる。
事前の調査がしっかりしていれば問題ない。
欲を出し過ぎないこと。
-1-0=-1:月曜日の午後***散らばる。小さく弱い存
在。
||¦|¦¦ 風山漸(ふうさんぜん)
○易経の解釈
漸(ぜん)は、逆らうとういことで、間違っていることに従う
ことはなく、用心深く戻ればよい。自分の判断を信じることだ。
初六は、多勢をかわして逆らう。意志が弱いと流される。何を
言われても聞く必要はない。
六二は、多勢に団結して逆らう。苦楽を共にする。結束が深ま
る。
九三は、多勢に後から続いて逆らう。他人の意見に流されてい
るだけで逆らうことができず、達成しても持続はできない。三日
天下になるだけだ。他人の意見を鵜呑みにしないことだ。
六四は、多勢に無抵抗不服従で逆らう。勢いを弱めることがで
きる。誰も責めることができない。
九五は、多勢に倍して逆らう。長期戦になる。そして最後には
はね返すことができる。逆らった方の勢いが増す。
上九は、多勢に連なって逆らう。その先頭に立って指導し、皆
の手本となること。支援が得られる。
ライバルを出し抜いたとしても、それは一時的なことで、気を
抜けばすぐに追い越される。
営業先と親密になったり、商品の性能を高めたりといった、足
場固めをする必要がある。